１９８０年代のことではありません！（笑〉
今回は先日８０歳を前にピアノ初体験チャレンジされたご婦人の話題。
バイタリティー溢れる方なのですが、何からどう始めるのか…と多少の心配もおありだったかも知れません。
まず、とにかく、楽に…楽に…無駄な力がどこにも入らないように…
鍵盤に触れる前に、立ってみましょう…肩をまわしてみましょう…腕をゆっくり振ってみましょう…次は手首…などから。
「今まで未経験のことを始めるので、脳はフル回転して、後で心地良い疲れがあるかも知れませんが、活性化されたように気分スッキリ！になる思います。ただ、変な風に弾くと、上手く弾けないのは勿論、体にこりや痛みが出てはいけないので。」とレッスンスタート。
「たった１音鳴らすのでも、弾き方によって音の響き方が違うんですね！」と体感していただけて喜んでいると、「ホンマや。なんか、スッキリした感じがします。楽しかったわ。頑張ります！」と笑顔で帰られました。
現代の大人は実年齢からマイナス１０歳と良くも悪くも言われて久しいですが、良い意味で実感しました。
（実は私が指導している中には９０歳越えの方が２名いらっしゃるので、この方はまだまだこれから！なのです。）
どなたもなさっているように、感染症予防対策は気を緩めず、どんな世代もそれぞれの人生の楽しみを見い出せるよう、心したく思います。