· 

花の色

今日は学生時代の友人達数名で集まる予定でしたが、1名が勤務先から感染予防のためプライベートな時間も外出禁止を命じられとか。

何とも横暴な物言いですが、経営危機の切迫した状態らしく、表現がハードになっているようです。

それ故、他の者で検討し、延期に決定しました。

闇雲に怖れ委縮するのでなく、一通りの対策をしっかり講じた上で、静かに行動することがバランスのとれた生活様式だと思っていますが、それぞれの立場や感覚が違うと、その辺りの行動が異なって来るのも致し方ないですね…

楽しみは先に残して…等と思い直しつつ、ちょっとした潤いの時間が減って残念でもありました。

 

さて、世間の不安定な空気感の中でも植物はすくすく育ち、うちのハイビスカスも次々開花しています。

本来、花びらが淡いピンクで、花の中心が濃いピンクの品種が、一輪だけ変わった咲き方をしました。

250の原種があり、品種改良が繰り返されて5000種以上の園芸種が存在すると言われ、掛け合わされた新種もこのように一部が元の品種のように回帰するのでしょうか?

色素合成系の遺伝子の変異などと言う話も聞いたことがありますが…


蕾が付き膨らむまで長い期間を要するのに一日で萎んでしまう短い命、デリケートな薄い花びら…

そのように か弱いようだけれど、健気に咲く姿は、私達人間の日々のストレスやダメージを和らげてくれるほどの美しくも頼もしいパワーがありますね!

植物効果を実感されている方も多いことでしょう!

花色の変化を検索していると、似たような事例を見つけました。こちらは石垣島から…

また、うちのオレンジ色の八重咲きも添付いたします。(笑)


実生活を顧みますと…通年は秋~冬のコンサートシーズンに向け、ステージ上で音楽の花を咲かせるための備えの真っ只中なのですが、リアルな演奏会はままならず、今夏は転換と新たな展開を模索しながらお客様へのリサーチ等をスタッフと試みているところです。

発想とチャレンジを重ね、新種誕生!に繋げられたら…と。

そしてまた、お客様に育んで頂き、小さな花を咲かせること=奏でることで皆様の潤いや小さな灯になれたら…と思っています。