抒情歌・唱歌・童謡の世界

コンサートに向けての練習や本番、YouYube演奏動画の収録やUPなど活動はしていましたが、ブログは少し日が空いてしまいました。

前回の秋の叙情歌を予想以上に沢山視聴していただいているようで、更にふたつの動画を発信しています。

ひとつは「冬の唱歌集」

次の6曲を即興アレンジ演奏しました。

・たき火(渡辺茂)

・冬の星座(ヘイス)

・雪(未詳)

・冬景色(未詳)

・スキー(平井康三郎)

・雪の降るまちを(中田喜直)

 

「たき火」の作曲者・渡辺茂は「ふしぎなポケット」(ポケットの中にはビスケットがひとつ…)も生み出した童謡作曲家、教育者。

「スキー」の平井康三郎は「平城山」など日本歌曲や、ピアノ曲「幻想曲さくらさくら」ほか日本情趣豊かな作品で有名ですね。

「雪の降るまちを」の中田喜直は日本の代表的な作曲家のひとりで「めだかの学校」「かわいいかくれんぼ」「バナナの歌」「夏の思い出」「ちいさい秋見つけた」「心も窓にともし灯を」など幼い子どもから大人まで親しめる数々の歌を世に送り続けました。

そして「さくら横ちょう」「サルビア」「髪」など芸術性の高い日本歌曲を生み出し、合唱曲の分野でも優れた功績を残しています。

 

もうひとつは「癒しの日本抒情歌4選」

・荒城の月(滝廉太郎)

・椰子の実(大中寅二)

・初恋(越谷達之助)

・浜辺の歌(成田為三)

 

こちらは少しアダルティな雰囲気で…

歴史や旅情、自然や季節の中で日本人独特の情感や抒情性が刻まれた作品。

大胆にハーモニーを変えたもの、オリジナルに忠実なものなどアレンジを織り交ぜ、即興で演奏してみました。