Independence

どんな分野でも、必要な知識を蓄えること、与えられたことを誠実に遂行することは大切ですね。

それとともに、自分で考え、自分で感じたものを自分なりに進めていくことが一層の成長と自立に繋がりますね!

 

今日のレッスン生の一人も、高校に入ってコンスタントに練習を重ね、よく弾けるようになりました。

人それぞれレッスンに来ている目的が異なるので、今のままでも十分の場合もあります。

ただ、その生徒さん自身には、自分で決めて向かっている目標があるので、冒頭に書いた後者が不可欠なのです。

 

以前習ってできたこと…例えば、読譜法、メカニックな練習法、奏法の工夫などは同様のものならば、他の曲でも応用して欲しい。

その点を具体例を上げながら繰り返し、お話すると、素直に「はい!」と。

「はい!と言いつつ、家での練習時にはその辺り、ちょっと面倒だし、す~っと撫でて、またレッスンで教えてもらったら良い。多少怒られても…って思ってない?」と尋ねると…「はい!」

ご一緒におられた親御さんと一緒に思わず笑ってしまいました。

正直なところなのでしょうね。

 

勿論、知らないテクニックや曲の解釈は随時レッスンで指導します。

そして練習しても習得するまで時間を要するものもあります。

それ以外は一通り弾けるようになっても、何度か自分の演奏を見つめ直して、改善点を洗い出し、磨きをかけられるよう願っています。

少しずつ仕上げるに至って、練習法における自立ができたら…と思います。

 

帰り際も気持ち的に腐ることなく、「頑張ります」と口に出し、頼もしい!

親御さんは「頑張るって言ったね?!来週期待してください!」と私より厳しいプレッシャー(笑)の一言でお帰りになりました。

 

上手くいく時ばかりではありません。

それでも、次の一歩を目指す限り、必ず進歩します!

ともに向かって行きましょう!

ただし、練習法においては自立してね!(笑)