ゴージャスに温かく

音楽の演奏・歌唱表現する人の呼称として・・・

ミュージシャン、プレーヤー、アーティスト・・・

細分化すればピアニスト、ヴァイオリニスト、チェリスト、フルーティスト、シンガー、ヴォーカリスト等々。

いろんな名称の中でも「エンターテイナー」と言う表現がぴったりでは?と思うフランク・シナトラ。

 

アメリカ・ショウビジネス界から世界的エンターテイナーとして輝いたシナトラには数々の大ヒット、名曲がありますね!

例えば・・・

オール・ザ・ウェイ(All The Way)

 

フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン(Fly Me to the Moon)

カム・フライ・ウィズ・ミー(Come Fly with Me)

マイ・ウェイ(My Way)

ニューヨーク・ニューヨーク(New York New York{Theme from New York, New York)

 

その中でも今回は1966年のアルバムのタイトル曲である「夜のストレンジャー」Strangers in the Nightをピアノ編曲・演奏しYouTubeにUpしました。

作曲のケンプフェルトはこの曲を、映画「ダイヤモンド作戦 (A Man Could Get Killed)」のための1曲として「ベディ・バイ (Beddy Bye)」の名で出したのですが、後に歌詞がつけられ現在の知られるスタイルになったようです。

 

イタリア移民の子であったシナトラ人種的な差別と闘い、記者との暴力沙汰、結婚と破局、黒人アーティストの擁護、マフィアとの黒い噂など様々な道を辿りました。

大スターでありながら少し低迷期にあった彼が魅力的な歌唱と風格を漂わせ見事カムバックしたのが 「夜のストレンジャー」でグラミー賞を受賞しました。

 

「ある夜、それまで見知らぬ二人が出逢う。二人は惹かれあい、一気に燃える恋に落ちる。あの夜以来、僕らは一緒。一目惚れ同士の恋人が永遠の愛に変わる。夜のストレンジャー(見知らぬ者たち)にはそれが運命だった」と歌い上げます。

 

往年の名曲は懐かしさと共に、独特なゴージャス感と温かさをもって今も輝いています。