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輝く瞳

先日、幼稚園主催のピアノコンサートに出演させていただきました。

昨年、ご依頼のあった時点では、密を避けること・鑑賞時間の配分・演奏曲目の観点から、園児たち向けと保護者の方々向けに分けた形でした。

開催数日前に全ての園・学校で保護者の行事参加を見合わせるようにとの教育委員会からの指示により、園児たち向けのみとなりました。

 

モーツァルト「トルコ行進曲」など軽快で躍動感のある曲や、チャイコフスキー「白鳥の湖(情景)」のようにドラマティックな曲、お馴染みのディズニーの「小さな世界」を短い解説を交えながら演奏しました。

小さな可愛い手で沢山の拍手をいただき、お辞儀をする際、みんなのお顔を見渡すと、感染予防のためマスクをしているので表情は見えにくいですが、キラキラした瞳を輝かせてくれていました!

 

生まれて数年で即コロナ禍の中で過ごすことになってしまった子どもたち・・・

様々な制限があって、表現することや反応すること、ふれあうことなどがままならず、感性やコミュニケーションの面を育むのに先生方も様々な創意工夫をさなっていました。

 

演奏後には、どんよりした世の中の空気や、この時期の寒さを吹き飛ばすような春色の可愛い花束のプレゼント!

そして、離れた位置から「初めの曲、知ってる!」「知らない曲もカッコいいなぁと思った」などと感想を聞かせてくれました。

皆さんに喜んでいただき、その上、私自身にも活力を与えてもらって、温かな気持ちがずっと続いています。

 

大阪も明後日から「まん延防止等重点措置」の実施区域となりました。

予防対策をしっかり続けながら、可能な活動を大切に行っていきたいと思います。