生徒さんの中にご自身が指導者や演奏者として活動している方々があります。
その中の一人が先日もコンサートを前に数回レッスン受講に来られました。
今回の公演は「子ども~おとなまで楽しめる」コンサート。
幼い子どもと一緒に入れるクラシックコンサートを自ら企画・運営・開催。
赤ちゃんから楽しめる企画も含め好評を博し、開催地の市や団体からも後援を得て既に20年近くのキャリア。
レッスンではピアノソロ曲、アレンジ曲、声楽や管楽器の伴奏などコンサートの演奏曲を持って来られました。
本番を前に一通り弾いて安心したい・・・と言ったイージーな感覚ではなく、ご自身が未消化に感じる技術や表現、編曲法をきちんとピックアップして臨まれ、何度か本番で弾いた曲もより一層磨きをかけたいと言う積極性が溢れています。
明るく活発な方ですが、自分の演奏を厳しい目で見つめ熱心に追求していて毎回感心している次第です。
「子どもたちに色々な音楽を紹介し、音楽の楽しさを伝えたい!」
コロナ禍で活動休止もあったようですが、彼女ならではの情熱と発想力で独自の世界を拓き、そして共演者たちを束ねて邁進されるよう、活躍を期待し、今回のコンサートも成功を祈っています!