幼い生徒さんのレッスンを始めるとき、いつも感じるのは、文字無しでも良いことと、まずは5までの数の概念で進められること。
当然と言えばそれまでですが、これがあれば未就学児でも弾けていくのですから、嬉しくなります!
ピアノの鍵盤は2つの黒鍵と3つの黒鍵が並んでいて、そこから即時にDoの位置をマスター・・・
自分の手と手を合わせて、親指から小指に向かって1・2・3・4・5と運指を徐々に身に着け・・・
基本的な拍子感も2拍子、3拍子、4拍子からスタートし・・・
音符の形の違いが音価(長さ)の違いを表すことが理解でき・・・
5線と4間を用いた楽譜上・視覚的な高低の感覚が実音の高低と一致して行く・・・
このように文字にすると堅苦しくなってしまいますが、実際は色んな例えをしたり、白紙に絵を書いたり、書いてもらったり・・・
聞き覚えのある曲の1フレーズをその場で実際に弾けるよう導いたり・・・
そして、それを更に要らない力を抜いて自然な奏法で弾くポイントをお話し、実践してもらったり・・・
生徒さんとの巡り合わせ、ご縁に感謝し、音楽で繋がれる喜びを実感しています!
いつ頃からか毎春咲くようになったレッスンルーム前のアスファルトの路地菫も今年は5つの可憐な花をつけていました。