7月には西栄寺さんの「こころ塾」
ご住職の人間味あふれるお話から始まり、お坊さん達による熱いバンド演奏のステージ!
そして、いよいよ「サマーコンサート」開演です。
この日は爽やかな映画音楽などを中心に選曲しました。
その中で、赴きの違う作品も取り上げました。
8月が近くなると日本にとって深く刻まれた戦争を想起せずにはいられません。
日本の戦火を描いたものではありませんが、その悲惨さと犠牲になる人々の苦しみが心痛く、平和を願わずにはいられなくなる思いから、マンシーニの「ひまわり」とロドリーゴの「アランフェス協奏曲」の2曲を選びました。
「ひまわり」は戦争によって引き裂かれ、翻弄された男女を描くイタリア映画ですね。
「アランフェス協奏曲 第2楽章」は「我が心のアランフェス」の曲名でポップスオーケストラで演奏されたり、そのテーマのメロディーに歌詞を付けて歌われることもある有名な作品ですが・・・
その誕生は、作曲者のロドリーゴがかつてハネムーンで訪れたアランフェスを内戦後に妻と再訪した折、その惨状を嘆き、平和と光を願って作曲したと記憶しています。
また、この日は我が門下生でもあり、音楽活動スタッフとしても柱となってくれている園田享子さんが2曲歌ってくれました。
そして最後は、ピアノソロでパイレーツ・オブ・カリビアンの「彼こそが海賊」で勇ましく豪快にフィナーレ!
檀家の皆様方や地域の方々でいっぱいの客席。
皆さん本当に熱心に深く耳を傾けてくださり、熱い拍手やお声をいただきました。
ご住職もことのほか喜んでくださり、本当に有難く幸せです。
次は「オータムコンサート」と、早速のご依頼も!
