余韻と前進

門下生コンサートから1週間。

フォトスタジオから記念写真が到着しました!

演奏&集合写真がセットになっていて、ゴージャズな仕様で毎回出演者にもご家族にも好評です。

スマホで美しい写真が気軽に撮影できる世の中ですが、プロの技によるショットとプリントは、やはり素敵で特別感があり、大切な記念にもなると思います。

 

生徒さんに写真をお渡しする前に、間違いがないか私自身、中身を確認しています。

すると・・・

当日の高揚感、緊張感、ホールの重厚感、スタインウェイ・ピアノの軽やかなタッチと豊かな音色、一人一人の熱演、お客様の温かい拍手、演奏後の表情・・・等々、様々なシーンが甦り、しばし余韻に浸ってしまいます。

 

そして、レッスン時には写真をお渡しすると共に、演奏の感想や今後の展望を互いに話し、「またより一層前進して行こう!」と言う思いを共感しています。

子ども達は少し背伸びした選曲でしたが、練習を積み重ね、本番では伸びやかに演奏できるまでになりました。

本番直前は教則本やエチュードを一旦お休みにしていたものですから、また再開してみると「楽譜が読みやすく感じる」「弾き方がすんなりわかってきた」「次はこんな曲が弾けたら良いなぁ」等と大きく成長した自分を実感しています。

 

大人の生徒さんも、門下生間で今後のことを視野に入れたトークを交わし、良き相乗効果が生まれ、練習課題や演奏曲の候補を次々ご連絡いただき、嬉しい限りです。

 

お客様からもお手紙やメール、お目にかかった時等に、生徒さん達の上達ぶりを伺え、大変励みになっています。

 

 

日々、音楽に触れる喜び。

時に停滞するも工夫と研鑽により歩める充足感。

そして・・・

発表会やコンサートでは非日常の世界でそれらを思う存分表現する幸せをまたイメージして、毎日の練習に励んで欲しいと願います。